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Wolfgang Amadeus Mozart: Missa in C minor K. 427 “Great Mass in C minor”
モーツァルト：《ミサ曲 ハ短調 K.427「大ミサ曲」》

■概要
モーツァルトの壮大な未完の《ミサ曲 ハ短調 K.427》は、その壮麗なスケールと音楽的美しさによって知られていますが、長年にわたり学者や演奏家を魅了してきた断片的な状態でも有名です。本版は、ザルツブルク・モーツァルテウム財団との協力のもと、最新の学術研究を反映しながら、演奏者の実用性にも配慮した画期的な楽譜となっています。

■編集者：Ulrich Leisinger（ウルリッヒ・ライジンガー）
■編曲者：Hans Schellevis（ハンス・シェレヴィス）
■言語：ラテン語（楽曲）、ドイツ語・英語（解説）
■製品形式：声楽スコア（ヴォーカルスコア）、原典版
■ページ数：XII, 100ページ
■サイズ：27.0 x 19.0 cm

■特徴
・モーツァルト自筆の完全な楽章《キリエ》《グロリア》を学術的に校訂
・《クレド》の最初の2楽章をモーツァルトの他の作品を基に補完（例：「フィガロの結婚」のアリア《Deh vieni non tardar》）
・《サンクトゥス》《ベネディクトゥス》《ホザンナ》は、不完全または二次資料のみ現存するため、再構成
・未知の資料が存在しない楽章は省略
・ドイツ語・英語による詳細な序文付き

初演情報
・2019年4月：ハンブルク・エルプフィルハーモニーにて、ケント・ナガノ指揮、ハンブルク州立フィルハーモニー管弦楽団およびChorWerk Ruhrによる初演
・2019年8月：ザルツブルク・モーツァルテウム大ホールにて、アンドリュー・マンゼ指揮、ザルツブルク・カメラータによるオーストリア初演